買い物リストを家族と共有できる無料アプリ「Share Basket」|LINEの「買ってきて」が流れる悩みを解消

アプリ紹介 公開 約9分で読めます

LINEで頼んだ買い物が会話に流れて忘れられる。そんな悩みから生まれた無料アプリ「Share Basket」を、開発者でもある運営者の使い方とあわせて紹介します。登録不要の招待やウィジェットも解説。

野菜とパンの入ったかごを二人で受け渡し、そばに買い物リストを表示したスマホがあるイラスト

在宅ワークで家にいる時間が増えると、仕事の合間に「牛乳がもうない」「トマトを買っておいてほしい」と気づく場面もあるのではないでしょうか。そう思ったとき、あなたはどうやって家族に伝えていますか。

私はずっと、iPhone のメモに買い物リストを書き、買ってきてほしいものを LINE で送っていました。でも、それだと頼んだはずのものが買ってこられないことがありました。

この記事では、その悩みから生まれた買い物リスト共有アプリ「Share Basket」を、私自身の使い方と一緒に紹介します。

この記事について

Share Basket は、リモート日和の運営者である私が開発しているアプリです。開発者としてだけでなく、ふだんの買い物で家族と一緒に使っている利用者としての体験をもとに書いています。

この記事でわかること

  • LINE やメモアプリで買い物を頼むと起きがちな「頼み忘れ」「伝え漏れ」
  • Share Basket でできること(共有・チェック・メモ・ウィジェット・お店の通知)
  • 家族と共有して実際に変わったこと
  • どんな人に向いているか、最初の始め方

LINEで頼むと「買ってきて」が流れてしまう

Share Basket を使う前、私の買い物リストは iPhone に最初から入っているメモアプリでした。自分で買いに行くときはそれで十分です。困るのは、家族に買ってきてもらうときでした。

頼むときは、メモの中から必要なものを選んで LINE で送っていました。ここで起きていた失敗は、大きく 2 つあります。

  1. 会話に流れて忘れられる:「帰りに卵お願い」と送っても、そのあと別の話題のやりとりが続くと、メッセージが上に流れて見えなくなります。頼まれた側が、お店に着いたころには忘れてしまうことがありました。
  2. 選んで送るときに漏れる:メモのリストから「今回頼むもの」を拾って打ち直すので、その時点で書き漏らしが出ます。リストには書いてあるのに、頼んだメッセージには入っていない、ということが起きていました。

どちらも、だれかの不注意というより「リスト」と「お願い」が別々の場所にあることが原因です。メモに書いた時点では、まだ家族には何も伝わっていない。伝えるには、もう一手間かかる。この一手間をなくしたくて作ったのが Share Basket です。

Share Basketでできること

Share Basket は、家族や友達と 1 つの買い物リストをリアルタイムで共有できるアプリです。iPhone と Android の両方に対応していて、無料で使えます。

Share Basketの買い物リスト画面。「家族の買い物」というリストに、食パン・トマト(4個パック)・鶏むね肉(2枚)・ヨーグルト(プレーン400g)が未チェックで、牛乳とたまごがチェック済みで並んでいる

追加もチェックも、すぐ全員に反映

リストに追加したもの、買ってチェックを付けたものは、共有している全員の画面にすぐ反映されます。品目ごとに「4個パック」「1L・低脂肪」のようなメモを付けられるので、「どれを買えばいいの?」という確認の連絡も減らせます。

リストは「全て」「未チェック」「チェック済」で切り替えられ、品目が多いときは検索もできます。

相手は登録なしで、リンクから参加できる

アプリを入れると、ゲストアカウントが自動で作られます。メールアドレスやパスワードを入力する必要はありません。

家族を招待するときは、招待画面の QR コードを読み取ってもらうか、リンクを送るだけです。招待リンクの有効期限は 60 分で、何人まで参加できるかは自分で決められます。

招待画面。QRコードと「リンクをシェア」ボタンがあり、参加できる人数を5人に設定し、残り60分と表示されている(App Storeの紹介画像)

ホーム画面のウィジェットからチェック

ホーム画面にウィジェットを置くと、アプリを開かなくても残りの品目が見え、その場でチェックを付けたり、+ボタンから追加したりできます。ウィジェットは iPhone と Android のどちらでも使えます。

ホーム画面に置いたShare Basketのウィジェット。「家族の買い物 残り4」として食パン・トマト・鶏むね肉・ヨーグルトが並び、右下に追加ボタンがある

お店に近づいたら通知

よく行くお店の場所を登録してリストと紐付けておくと、そのお店に近づいたときに通知で知らせてくれます。「スーパーの前を通ったのに、買い物があったことを思い出せなかった」を防ぐための機能です。iPhone では、1 台につき最大 20 件までお店を登録できます。

お店の設定画面。「駅前スーパー」の場所を地図で示し、「家族の買い物」リストを紐付けて、このデバイスでの通知をオンにしている(App Storeの紹介画像)

「欲しいもの」タブ

買い物リストとは別に、「欲しいもの」タブもあります。SNS やテレビで見かけて「これいいな」と思ったものを、忘れないうちにメモしておく場所です。

私の使い方:思いついたら書くだけ

私はいま、家族と 1 つのリストを共有しています。使い方はとてもシンプルで、思いついたときに Share Basket に書いておくだけです。

あとは、家族でも私でも、スーパーの近くに行った人がリストを見て一緒に買ってきます。だれが買いに行くかを事前に決めたり、「行ける?」と連絡したりする必要はありません。

在宅ワークの合間に「これが切れている」と気づいたときも、リストに 1 行足しておけば、あとは近くを通った人が買ってきてくれます。わざわざ「買ってきて」と連絡する必要はありません。

ポイント

Share Basket では「書く」と「頼む」が同じ操作です。リストに書いた時点で家族の画面にも出るので、別に連絡しなくても伝わります。

使ってみて変わったこと

いちばん大きな変化は、頼み忘れがなくなったことです。

LINE で頼んでいたころは、「メモには書いたけれど、家族に送るのを忘れていた」ということもありました。いまはメモした時点で共有まで終わっているので、こうした「共有し忘れ」も減りました。

メッセージが会話に流れることもありません。リストは未チェックのものが残り続けるので、頼まれた側も、お店でアプリかウィジェットを見れば何を買えばいいかがわかります。

在宅ワークの日の過ごし方を整えるヒントは「在宅ワークの1日の過ごし方」でも紹介しています。あわせて読んでみてください。

知っておきたいことと、これから

開発者として正直に書くと、お店に近づいたら通知する機能は、まだあまり使われていません。お店を登録するまでの流れがわかりにくいためです。

私自身はとても便利な機能だと思っているので、今後は登録の流れをもっとわかりやすく、使いやすくしていく予定です。改善できたら、この記事でも使い方を紹介します。

注意

招待リンクの有効期限は 60 分です。家族にリンクを送ったら、時間がたつ前に開いてもらいましょう。

どんな人に向いている?

家族やカップルで買い物を分担している人はもちろん、ひとりで使っても便利です。自分用のリストとして使えば、買い忘れを防げますし、お店に近づいたときの通知も役に立ちます。

また、リストは家族だけでなく友達とも共有できます。たとえば仲間で BBQ をするときの買い出しにも使えます。

こんな人に向いています。

  • LINE で買い物を頼んでいて、伝え忘れや買い忘れが起きている
  • 家族のだれが買い物に行くか決まっていない
  • 在宅ワークの合間に気づいた買い物を、その場で家族に伝えておきたい
  • ひとりでも、お店の前を通ったときに買い物を思い出したい

始め方は、まずアプリを入れて「家族の買い物」のようなリストを 1 つ作り、いま切れているものを 1 つだけ書いてみることです。そのあと、招待リンクを家族に送れば準備は終わりです。

まとめ

  • LINE で頼む買い物は、会話に流れたり、選んで送るときに漏れたりしやすい
  • Share Basket は、書いた時点で家族と共有される買い物リスト。相手はメールアドレスもパスワードも不要で、リンクから参加できる
  • 私の場合は「思いついたら書くだけ」にしたことで、頼み忘れがなくなった
  • ウィジェット(iPhone・Android)やお店の通知、「欲しいもの」タブもある

「買ってきて」を送るのを、今日でやめてみませんか。

この記事を書いた人:リモート日和 編集部

リモートワークを快適にする情報を、実体験と信頼できる研究・公的資料にもとづいてお届けしています。 運営者情報・編集方針